ちょっと間が空きましたが、また、この雨どいで年数を過ごしている・・・

蕎麦釉の平安香山の丸鉢です。

「今出来」のようなテカリは取れて、落ち着きました。

落款は「香山」です。

ここで問題になるのが、本当に初代「香山」なのか？ということです。

普通、この手の鉢は「小香山」と呼ばれます。

香山の息子さんの作という意味です。

実際に「小香山」という落款も用いられています。

しかし、初代香山が息子のために「小香山」落款で作ったものもあるという話もあります。

真相は闇の中です。

ですので、ここは素直に落款に従って、これは平安香山作としています。