山モミジ65番を使って、芽鱗除去の節間抑制に挑む
山モミジの・・・
65番です。
気が付けば、芽が動き始めてしまいました。
そこで・・・
この冬芽を覆う「芽鱗」を取ってしまう作業を、久しぶりにやろうと思い立ちました。
山モミジの冬芽は、この右下の芽のように、一芽あたり6枚の芽鱗で芽を守っています。
それを・・・
精密ピンセットを使って・・・
出来るだけ取り去りました。
これは、この後の芽の伸びを抑制することが目的です。
では、何を根拠に芽の伸びが抑えられるかと云うと、実は良く判りません。
考え方としては、芽鱗をすみやかに取り去ることで、芽の保護が出来なくなり、まだ寒く乾燥した外気に触れることで、伸びにくくなるなんてものです。
ただ、私の経験上では、なんとも確信めいた結論は出ていません。
何故かと云うと、いままで効果測定がキチンと行われていないからです。
そこで、今回はこの65番だけに施術して、しっかりと見極めたいと思っています。
なんの役にも立たないなら、こんな面倒くさいことやるだけ空しいですからね。
ただ、かつてISOさんは、この方法で節間を短く出来ると云っていました。
また、その山モミジも実際に見せてもらっているので、まったくの出鱈目ではないと思ってはいるんです。
今年こそはこの問題に結論を出すつもりです。
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