盆バカひこさんの新盆栽道楽

ただひたすらの盆栽三昧

実生の次は取り木のカマツカ04番のお話

何回かに分けて、実生のカマツカの曲入れなどやりました。


これは取り木のカマツカの話です。


2019年の夏に、このカマツカを「小雅良」で手に入れてきました。


それを・・・


翌年の2020年2月12日(いよいよコロナが猛威を振るい始めた頃ですね)に・・・


こんな具合に取り木を仕掛けました。


もちろん、取り木することを前提に手に入れてきたんですけどね。


矢印は、その後手こずることになる「前に突き出た芯」です。


ということで、何度かのやり直しを経て・・・


芯部分もこのように整形した結果がこれです。


もう数年で、「もっともらしく」できるかもです。


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2022年実生カマツカたちの現況と追加の曲入れの話 3

なんだかんだ言いいながら、結局必要なものにはすべて針金を掛け終わりました。


最初は数本やればい~やと思っていたんですけどね。


個別に見てみると・・・


この3本組などは・・・


こんな具合に。


他は・・・












と、こんな調子です。


さらに、お手軽に・・・




省力化したものも。


実際に使うのは、立ち上がりの一曲か二曲ですから、こんなものでたぶん大丈夫です。


さて、今年はこれで様子をみながら、針金を外すタイミングだけ気にしていればOK。


もっとも、うっかりしやすいので、よく見ておく必要はありますけどね。


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2022年実生カマツカたちの現況と追加の曲入れの話 2

さて、こんなものに対して、どのように針金を巻けばいいのか?



ご覧のとおり、これは元々は右巻きに針金が掛けられていたので、樹も右巻きになっているのがわかります。


こんな樹に、また右巻きで針金を掛けたら、単なる螺旋になってしまいます


そこで・・・


わかりますかねえ。


2本の針金を使っていますが、それを左巻きにしていることが。


こうすることで、螺旋を修正しつつ・・・


針金を左に捻りながら絞るように強く曲を入れます。(口ほどではありませんけどね)


なんにしろ「バネ」みたいにしないことは重要です。


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2022年実生カマツカたちの現況と追加の曲入れの話1

この発泡トレーはナニかというと・・・


2022年に種子を蒔いて実生したカマツカです。


35本とありますが、発芽して今あるのは30本ほどですね。


早い段階で針金で曲を入れてありましたが、秋に外しておきました。


一部に針金を残したままのも散見されます。


もちろん、掛けた当初はこんなものかということで曲を入れてありましたが、外してみると、やはりこれでは「甘い」ですね。


この実生のカマツカたちで作ろうとしているのは・・・




こんな2019年に実生したカマツカのように、曲を作りたいのではなくて、癒着した「ボディ」を作ろうとしているんです。


ちなみに・・・


この08番の曲入れはこんな具合でした。


太りを計算して、これくらいの厳しさが必要と云うことです。


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今日は珍しく仕事で遅くなったので、ただの白骨ズミ

こんなものでお茶を濁さざるを得ないのが悲しいところです。


珍しく仕事で遅くなり、気力もないので、白骨化した一才性のズミだけです。


まだ2回目のアップですが、相当古くから棚場にありました。


未だに名無しでしたが、今度名前を付けておきます。


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